飼い主さんの気持ちを先回りするのがお仕事です

昨日は動物対話士の主要メンバーでZOOM新年会をしました。
オンラインが日常的になったことで遠方の仲間たちとも気軽に話ができるようになったのは、このご時世でのよかったことかなって思います。

このメンバーで飲み会するとだいたい4-5時間は話し続けるという、さすが動物対話士の集まり!って感じです。
話すタイミングも絶妙で一緒にいても苦にならない。
ありがたいなぁといつも思っています。

さて。

昨日の新年会で、改めて私たちの仕事の意義というのを確認しました。
それぞれの近況報告で、それぞれが自分の立ち位置を見つめ直し、悩みを打ち明け合い、アドバイスし合い…。
そんな中で、私たちは「人と動物の両方のカウンセラーだよね」というのを改めて話し合いました。
私たちはペットさんの通訳もするけれど、通訳をしたうえで「飼い主さんとしてのあなたはどう思う?どうしたい?」というところまで掘り下げてお話しをします。

単なる通訳でお仕事が終わるならとってもラクチン。
私自身も起業してすぐの時は「ペットの気持ちを通訳します」という、通訳業に徹していました。
でも、それに違和感を感じるまでにさほど時間はかかりませんでした。
通訳だけで来ても意味がないというモヤモヤが見えるようになったのです。
そこから人間向けのカウンセリング、傾聴、人間学、スピリチュアルな世界の学び、子育て論等々…。
これ!と思ったものはいくつも学びました。
そうして今があります。
ペットを擬人化して考えてごらん、というのも、そこから導き出されたひとつの答えです。

私たちのお仕事は、クライアントさんの気持ちを先回りして、「この方は何をどうしたいのか」を見極め、それについてお話しをすること。

飼い主さんの心が楽になればペットさんの心は自動的に軽くなります。
でもそれでいいんです。
クライアントさんはペットさんの心を軽くしたくて来る方がほとんどですから、目的からはまったくずれてないんです。
だからセッションに来た人の中には、ペットさんのお話しでなく、ご自身の話が主になる方もいます。
なので、ペットさんに言い聞かせをするときに必要なものの一つに「飼い主さんの気持ちを整理する」というのもあるんですよ。


お正月のもよちゃん。
彼女はこういうのが大好きで、何日も着けたままでいられます。
 

話は変わりますが、昨日、養成講座の生徒さんが動物対話士の認定試験を受けました。
見事合格です!

来週の講義で9か月にわたった養成講座の卒業です。
そこから晴れて動物対話士としてデビューできます。
この受講生さん、実は何度か再試験してます。
それでもくじけなかったことにまず拍手とお礼を送ります!
試験に落ちたときにこの方がされた事が偉かった。
同期の仲間に状況を話して、どこを改善したらいいかを話し合ったそうなんです。
常々言ってる「対話してナンボだよ」「分からなかったら分かる人に聞きなさいね」を実践してくれました。
昨日の試験は見事にその成果が出てました。
私たちの仕事は、1+1=2ではありません。

同じ現象について悩んでいたとしても、その悩みを抱えている人が10人いたら10通りの説明パターンがあります。

そこに臨機応変に対応しなければなりません。

これが動物対話士の難しいところ。

昨日合格した方はいくつもの国家資格を持っているとのことでしたが、「国家試験より難しい!」って言ってました(笑)
それを突破してきた動物対話士たちですから、ほかよりいいセッションができてしまうのです。
私はそんな仲間たちをとても自慢に思っています。
資格取得までに時間がかかるけれど、それだけ中身は濃いし、怪しくない「動物との対話」をまっとうにお伝えしています。
私自身、そのことを人に教えたりTVに出させてもらってますが、まだまだ道半ばです。もっともっといいセッションができるはずと思って、日々アンテナを高く伸ばしているところ。
そんな動物対話士たちのセッションをぜひ受けてみてください。
特に違う名前の同業者さんのセッションを受けた人にはぜひ受けてもらって違いを感じてもらいたいです。
もちろん、動物対話士が初めてのセッションでもいいと思いますし、そういう人は幸せだと思います。

<次回の動物対話基礎講座スケジュール>
(対面でもオンラインでも、どちらでも大丈夫です。)
1月29日(土)
10:00-13:00 動物対話基礎講座初級
14:00-17:00 動物対話基礎講座中級

1月30日(日)
10:00-13:00 動物対話基礎講座上級

上記日程以外でも
スケジュールが空いていれば随時受け付けています。
詳しくはお問い合わせください。
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